うちの会社は、持ち回りで朝礼にてフリートークをすることになっている。ぼくは毎回、デザインに関してのトークをしているのだが、最近は余裕がなく適当になってしまっていた。
今朝が僕の番だったので、昨日夜中にネタ探しをしていた。さすがに3度連続でネタがないってのは許されないので・・・。
こういう時に限ってネタが見つからず、本棚をあさっているとグラフィティアートの先駆者「ジャン・ミッシェル・バスキア」の本が出てきた。誕生日プレゼントでヒサシから貰ったやつだ。
以前、この本を読んだことがあったが、記憶力がまったくない僕には何もかも初めてのように新鮮な気持ちで読めた(一部)。
バスキアは、1960年から1988年の28年間と、とても短い生涯だった。
幼い頃から絵を描き、芸術的な活動をするように母親から奨励されていた。17歳の頃から地下鉄、スラム街地区の壁などにスプレーペインティングを始める。これが、グラフィティアートの原点となる。
その後も活動を続けるうちに徐々に彼の描いたスプレーペインティングは評価され、キース・ヘリング、バーバラ・クルーガーの助力の許にニューヨークで個展を開くようにもなった。
1983年にはアンディ・ウォーホールと知り合い、ウォーホールが亡くなるまで共に刺激しあえる関係にまでなったが、バスキアはヘロインなどのやりすぎで27歳という若さで生涯を閉じることとなる。
バスキアの生涯を描いた映画が10年くらい前に公開され、今でもバスキアの作品は注目され、目標やあこがれの対象になっている。
作品もオフィシャルサイトで買えるので、興味があればご覧あれ。
もっと気になる方はキーワード「SAMO」を調べてみるといいでしょう。